
文賢を契約しようか迷ってる!体験版もないみたいだし・・本当に自分が使うべきなのかな?

値段もそこそこするらしいし、誰向けにおすすめのツールなのか知りたい!
文章を入稿するだけで、勝手に正しく読みやすい文章に校閲・推敲してくれる便利ツール『文賢』。
その機能の豊富さから、ブロガー・アフィリエイター、Webメディアの編集者・ディレクターなど様々な人に支持されています。
文賢は月額課金制の有料ツールなので、月々約2,000円支払わなければ利用できません。
記事を読んでいるあなたは「自分に『文賢』は必要なのか・・・」と迷っているはずですよね。
結論からいうと、『文賢』はツールとして非常に優秀なのでおすすめですが、万人に必要なツールであるとは言い切れません。
この記事は『文賢』について、
- 口コミや評判・実際に使ってみた感想
- 具体的にどんな機能があるのか
- どんな人に対しておすすめなのか
など詳しく解説していきます。
記事を読み終えれば、あなたにとって『文賢』は初期費用10,000円+月額2,000円を払ってまで契約する価値があるのか判断できるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
1.文賢は校閲〜推敲まで行ってくれる文章作成チェックツール!

記事を書くライターであっても、記事を推敲・校正などのみを行う編集者であっても、文章を見直して間違いを見つける作業というのは面倒ですよね。
自分で文章を見直した方が良い記事に仕上がる可能性は高いですが、誰かがあらかじめ見直してくれたらより楽になるとは思いませんか?
『文賢』は文章をペーストするだけで、校正・推敲を行ってくれる文章作成チェックツール。
ライター・編集者の手間を大幅に省いて、校閲業務を仕組み化できるため、多くのメディアで活用されています。
1-1.運営会社はSEOで有名なウェブライダー株式会社
運営会社はSEOコンテンツ制作によるWebマーケティング支援で、非常に有名なウェブライダー株式会社。
Webライター必読の書籍『沈黙のWebライティング』や、WordPressテーマ『賢威』などをリリースしており、非常に信頼できる会社です。
特に社長の松尾さんは長年SEOを極めてきたプロ。
記事コンテンツに対して本気で取り組んでいるからこそ『文賢』を開発しているんですね。
2.文賢の基本的な4つの機能
文賢に備わっている機能は、主に大きく分けて4つ。
- 文章を読みやすいものに高めてくれる「推敲支援」
- 誤字・脱字を見つけてくれる「校閲支援」
- 文章をより魅力的にしてくれる「文章表現」
- さらに細かく提案してくれる「アドバイス」
それぞれの機能を使いこなすことで、文章を書き上げた後の読み直し作業が大幅に楽になります。
文賢の中でも最も利用価値の高い機能が「推敲支援」機能。
ひらがなにした方が良い部分を漢字にした方が良いと指摘してくれたり、句読点が多すぎると指摘してくれたりします。
例えば、
自分で文章を見直した方が良い記事に仕上がる可能性は高いですが、機械が見直してくれたらより楽になるとは思いませんか?
という文章を文賢にかけると、以下の画像のように指摘してくれます。
また「です」という言葉を文末に3回以上含んでいると指摘してくれたりする機能も。
普段気づきにくい「読者が読みにくいと感じてしまう」部分も指摘してくれるのは、文賢の大きなメリットです。
「校閲支援」機能は、誤字・脱字や固有名詞が間違っていると指摘してくれる機能です。
どんなに優秀な編集者であっても、1日に毎回も文章を読んでいると、だんだん誤字・脱字に気づけなくなってしまうもの。
誤字・脱字は指摘する方もストレスなので、機械的に見つけて指摘してくれるのは非常に助かります。
また名称が間違っている場合に指摘してくれる機能も非常に優秀。
例えば、
- 「Google」→「google」ではありませんか。
- 「うるおぼえ」→「うろおぼえ」ではありませんか。
などの小さなミスも指摘してもらえます。
文章を書いていると、ついつい同じような文章表現ばかりを使ってしまいがちですよね。
しかし文賢の文章表現機能を使うと、普段は自分で考えつかないようなユニークな表現を提案してくれます。
文章表現は単語によって「楽しむ・楽しい」「健康・元気」「始める・開く」などにカテゴライズされています。
例えば「楽しむ・楽しい」というカテゴリーなら、
- 思わずお腹をかかえて笑った
- 気心の知れた
- るんるん気分で
- 馬が合う
- へそで茶を沸かす
などのように様々な文章表現が登録されています。
ただ中には、少し微妙な文章表現も含まれているので、使う時はこの文章に本当に適しているのか検討しましょう。
最後におまけ的な役割でチェックポイントを表示してくれるのが「アドバイス」の機能。
具体的には、最後に見直すべきポイントを、
- 短く・シンプルにできる部分はありませんか
- 主語と述語の距離は近くですか
- 箇条書きでシンプルに直せる部分はありませんか
- これ、あれなどの指示代名詞は多くありませんか
のように教えてくれます。
アドバイスに沿って修正すべき点がないか、しっかりチェックしてから完成度を高めるように心がけましょう。
3.文賢の口コミ・評判まとめ

文賢は便利そうな機能がいっぱいだね!でも、気になるのは実際に使ってる人の声なんだよなあ。

確かに実際に使ってる人から聞かないと信用できないよね。今回はSNSでの口コミ/評判をまとめてみた!現役の編集者・ライターも使ってるツールなんだ!
3-1.良い口コミ
良い口コミ・評判では「文賢の機能性」を評価している方が非常に多く見受けられました。
使っている方の属性を見ても、編集者やWebマーケター、ライターなどコンテンツ制作に携わる方々から評価されていることが分かります。
主な意見としては、
- 誤字脱字チェックがスムーズでいい
- 自分の文章表現のいびつさに気づいた
- 音読機能で読み返すと間違いがより少なくなる
などの声があり、実際に使っている方も、機能面で非常に満足しているという口コミが多かったです。
3-2.悪い口コミ
一方で悪い口コミは、
- お試し体験できないのが残念
- 個人で契約するには高い
- 無料ツールより性能が悪かった
などの声が。
文賢は校閲チェックツールであるとはいえ、完璧に誤字脱字や文章表現をチェックしてくれるものではありません。
人間が見たら普通に見つけられるミスをスルーしてしまっていることもあるでしょう。
また無料の校閲ツールもある一方で、月2,000円も払って文賢を使うメリットがあまり感じられない人も多いのが現実。
お試しコースが用意されていないので、お金を払って解約しなければならないことに疑問を持っている人も一定数いるようです。
ただ個人的には「文章表現のこだわり」を追求する上で、絶対に文賢は「導入しても後悔しない」ツールだと考えています。
開発元であるウェブライダーの松尾さんは、さまざまな表現や文章の音感を非常に重要視していることでも有名です。
「文章を直してくれる校正ツール」というより、むしろ「文章表現を豊かにしてくれるツール」と考えると捉え方が変わるかもしれません。
4.文賢を現役のメディア編集者が使ってみて感じたメリット3つ
SEOくんメディアでも、記事執筆後は必ず文賢を1度かけてから編集を行っています。
- 0から編集を行う
- 文賢をかけてから編集を行う
1と2では編集作業の工数や正確性の面で後者の方が負担が軽くなります。
今回は文賢を現役のメディア編集者が使ってみて感じたメリットが3つあるので、具体的な事例を交えながら解説してみました。
という方にも、イメージしやすいように解説しているので、検討している方は判断材料として使ってくださいね。
4-1.誤字脱字を指摘してくれるのが嬉しい
記事を書き終わって読み直した後に、意外に見つけにくいのが誤字脱字。
誤字脱字は細かいミスであることが大半なので、普通に読んでもなかなか気づかないことが多いものです。
『文賢』を使うようになってからは、誤字脱字を細かく指摘してくれるので、気づかなかった小さなミスも事前に修正できるようになりました。
地味に面倒な誤字脱字を見つける作業を、機械的に代行してもらえるのは、編集者的にかなり嬉しいですよね。
4-2.Chromeの拡張機能で簡単にコピペできる
文賢を使っている方でも知らない人は多いですが、文賢はChromeの拡張機能としても導入できます。
普通に使う場合は文字をコピーして、文賢でペーストして利用します。
Chromeの拡張機能を利用すれば、選択した文章を右クリックして「文賢に送る」を選択するだけで、簡単に文賢に文章を送れます。
コピペする面倒すら省いてくれるので、スマートに編集作業を行えるという点で素晴らしいと感じました。
4-3.推敲支援機能で読みにくい箇所を提案してくれる
文賢の中でも、かなり価値ある素晴らしい機能であると感じたのは推敲支援機能です。
記事の編集を行う上で1番意識しなければならないことは、読者にとって読みやすく分かりやすい文章であるかどうか。
修正する際には、この点を意識して記事編集を行うので、修正する箇所も当然多くなります。
通常なら1つずつ自分の目で見つけていかなければなりませんが、文賢を使うとミスを先回りして推敲すべき箇所を指摘してくれます。
もちろん文賢が指摘してくれない箇所もありますが、読みにくい箇所を指摘してもらえると作業効率が上がるのは間違いありません。
自分では気づかない箇所を指摘してもらえるので、記事を書くすべての人にとって有用な機能ではないかと考えています。

文賢は導入するだけで校正作業の効率を上げてくれるのと同時に、より独自性のある面白いコンテンツに仕上げられるのが最大のメリットなんだ。文章をより面白いものにしたいならおすすめだね。
5.文賢を解約するのは「使わなくなってしまう」人
文賢は最初に初期費用として10,000円、月額費用として毎月2,000円を支払わなければなりません。
記事を編集する機会が沢山ある人からすると、文賢のコストはそれほど高いものではないでしょう。
しかし解約する方は、段々と文賢は使わなくなり、月々のコストに見合うだけの価値がないと判断してしまいます。
例えば、
- オウンドメディアの編集者
- クラウドソーシングのライター
だったら間違いなく前者の方が、圧倒的に記事を編集する機会が多いですよね。
ライターだったら自分の記事を編集するだけなので、文賢を使う機会はそれほど多くないはずです。
つまり扱う記事本数が少なければ少ないほど「文賢を導入するコスト」と「機能によるメリット」が見合わなくなります。
よって文賢という有料ツールを解約するという決断に至るのです。
5-1.無料の誤字脱字チェックツールもある
文賢は有料での提供とされていますが、無料の誤字脱字チェックツールも世の中には多数存在します。
- Ennno
- Tomarigi(Windowsのみ)
- 日本語校正サポート
普段から無料の誤字脱字チェックツールを使っている方は、無料ツールと比較して文賢が優れているのかという目線で購入を検討しますよね。
無料でも最低限チェックすることはできるので、別に文賢は必要ないと考える人もいるでしょう。
ただ機能面では、明らかに有料の文賢の方が優れていることは間違いありません。
自分が本当に有料で使う必要のあるサービスなのか、考えてから購入した方が良いでしょう。
6.文賢の料金は安い!月額1,980円から導入できる!
初期費用 | 10,000円 |
月額料金 | 1,980円 |
文賢は月々約2,000円から導入が可能であるため、一定の規模のメディアを運営しているのであれば、問題なく導入できます。
ただ売上がまだ立っていないブロガーの方や、駆け出しライターの方にとっては負担が大きすぎるケースも。
月数万円の売上も立っていないのに、導入すると結果的に後悔するハメになりかねません。
しかし、逆に言えば月2,000円程度の自己投資ができないようなら、成功することは難しいのも事実。
実際に私(SEOくん)は文賢がリリースされた当時、学生でしたが文賢を契約していました。
考え方にもよりますが、個人的に文賢の導入コストは確実に元を取れるものなので、可能な限り導入すべきであると考えています。
7.文賢の使い方を図解で実演してみた

機能がすごそうなのは分かったけど、あんまり使う時のイメージが湧かないなあ・・・

おっけー!じゃあイメージしやすいように、実際に文賢を使う方法について解説しようか!
いつも実際に利用している文賢の使い方について、画像を交えて実演しています。
STEP1 チェックしたい文章をコピーして文賢にかける

まずは推敲したい文章をコピーして文賢にペーストします。
STEP2 校閲機能で誤字脱字をチェック
最初に校閲機能を使って、誤字脱字をチェックしましょう。小さなミスから解決していきます。
STEP3 推敲支援機能で分かりやすいかどうかチェック
校閲が終わったら次は推敲して、文章をより分かりやすくする工程に。
この部分のミスが最も多いので、推敲支援機能を使って分かりやすいかどうかよく見直しましょう。
STEP4 文章表現で使えるものはないかチェック
文章表現はパッと見る程度ですね。
「文章表現」のボタンを押すと、サイドバーに文章表現が現れるので、参考にする程度で調べてみましょう。
STEP5 自分でもう一度文章を読み返す
最後にひと通り文章を読み返して、文章に問題がないか確かめます。
何度も述べているように文賢は完全に正確なツールではないので、指摘されないようなミスもあります。
文賢を100%信じ切るのではなく、あくまで補助的な役割であると考えておくと、上手に使えるでしょう。
STEP6 文賢にかけた文章をコピーして入稿
左サイドバーの1番下「コピー」を選択すると、全文のコピーが簡単にできます。
そのまま入稿先にペーストして完了です。
8.文賢をおすすめしたい人に当てはまる特徴3つ
文賢はツールとして非常に優れていますが、すべての人におすすめできる訳ではありません。
今回は文賢をおすすめしたい人の特徴を3つ挙げて、どんな人に使って欲しいか解説します。
- 自分の運営するメディアの売上が月1~10万円以上ある
- 記事を複数人に外注している企業
- メディアの編集・ディレクションの仕事をしている
当てはまっている方は、導入するとかなりプラスの効果を得られるはずなので、ぜひ前向きに検討してみてください。
8-1.自分の運営するメディアの売上が月1~10万円以上ある
ブロガー・アフィリエイターの方で、運営メディアの売上が月に1~10万円以上ある方は、文賢を導入しても元が取れるはずです。
これから記事をどんどん入れていって、メディアを伸ばしていく段階であれば、文賢を入れることでより効率的に記事を増やしていけます。
売上があれば必ず元は取れるだけのツールなので、導入して編集コストを下げましょう。
8-2.メディアの編集・ディレクションの仕事をしている
自分がメディアの編集者もしくはディレクターである場合は、文賢の導入によって得られるメリットは大きいです。
編集作業が主な業務になる場合、1日に何回も記事を読まなければなりません。
記事を編集する際に、ひと記事ずつ自分で確認していくのと、文賢に一度かけてから確認するのとでは効率に大きな違いがあります。
業務を効率化する上で、文賢は非常に役立つはずなので、ぜひ導入を検討してみてください。
8-3.記事を複数人に外注している企業
企業としてメディアを運営、もしくは運営代行していて、記事を複数人に外注している場合、業務を効率化する上で文賢は非常に役立ちます。
「記事を複数人に外注している」ということは、外注費を出せるくらいメディアに売上(または予算)があるということ。
つまり文賢の費用感の面では条件をクリアしている訳です。
複数人に記事を外注している場合は、制作する際に「レギュレーションを作って〜発注して〜」という工数がかかってしまいます。
大規模なメディアともなれば、その分お願いするライターさんの数も多いはず。
文賢を使えば、推敲・校正にかかる手間を大幅に省けますし、何よりレギュレーションを作成しやすいというのは利点ですよね。
制作業務を組織化しているのであれば、今すぐ文賢を導入する価値があると言えるでしょう。
9.文賢に申し込む流れは5ステップ!
STEP1 公式ページから申し込む
まずは文賢の公式ページにアクセス。
運営会社であるウェブライダーのライダーストアで購入するため、まずアカウントを作る必要があります。
申し込みを行うのと同時にライダーストアアカウントが作成されるので、そのまま申し込みしましょう。
STEP2 使用料金を支払う
文賢は月額課金制を採用しているので、新規申し込みをする際には、
- 初期費用 10,000円
- 初月分の月額利用料 1,980円
を支払います。
支払い方法は
- クレジットカード
- PayPal
- 銀行振込
の3種類がありますが、銀行振込の場合は月額利用料の180日分(6ヶ月分)が利用料となるので、覚えておきましょう。
STEP3 ライダーストアに本登録する
支払いが完了すると、ライダーストアから購入確認のメールが届きます。
解説された通りに進んでいくと、ライダーストアで本登録が完了します。
STEP4 文賢ユーザーを作成する
文賢を使うためには「文賢ユーザー」の作成が必須。
ユーザー名(任意)とメールアドレスを入力するだけで、文賢ユーザーを作成できます。
STEP5 文賢ユーザー画面で利用開始
作った文賢ユーザー画面で、サービスの利用を開始できます。
10.まとめ:編集業務の質を上げたいなら『文賢』を使おう!
文賢は編集業務をかなり効率化してくれる素晴らしいツール。
完璧に間違いを指摘してくれる訳ではありませんが、全体の間違いを100%とすると、文賢にかけるだけと一瞬で80%くらいの間違いを指摘してもらえます。
また推敲の際の文章表現を豊かにしてくれるというのも、文賢を使う上での大きな利点。
たしかに「無料のツールもあるのに高すぎる」という意見には頷けます。
しかし数ある文章校閲ツールの中では間違いなく1番優秀なので、メディアを効率的に本腰を入れて運営していきたいなら導入して損はしません。
ブロガーや個人で副業としてサイトを運営している方であっても、売上が1~10万円以上あれば十分に元は取れるはず。
編集作業を煩雑に感じている方は、ぜひ一度導入を検討してみてはいかがでしょうか。