Webライターになりたい!でもどうやって始めたらいい?
Webライターってどれくらい稼げる?副業でもOK?
仕事内容はどんな感じ?辛くて稼げないこともある?
Webライターになりたい!と思っていませんか?
いざ「Webライターになろう!」と思っても、どうやって始めたらいいのか分からないですよね。(周りにWebライターの知り合いでもいれば別ですが…)
実は筆者自身も今まさにあなたに文章をお届けてしているWebライターなのですが
「どんな仕事か」
「未経験からでも始められるのか」
など始めるにあたって不安なことが多かったのを記憶しています。
この記事はWebライターとして1年半以上の経験して最高で30万円以上を稼いだ経験のある僕が、これからWebライターを目指そうとしている方に向けて、
- Webライターの仕事内容の詳細
- 実際にいくらくらい稼げるようになるのか
- 未経験→Webライターになるための方法
- Webライターの仕事でつらいこと・楽しいこと
などリアルな体験談を交えながら解説しています。
この記事を読み終えれば、Webライターを始めるために必要な知識が全て入っている状態になれるはず。

筆者自身も未経験(学生でコネなし)からWebライターになりました!経験は実践で十分に積んでいけるので安心してください!
1.Webライターとは「ぶっちゃけ今スグなろうと思えば誰でもなれる」
Webライターとは「Web上で文章を書く仕事をしている人」のこと。
仕事の範囲は非常に広くWebで記事を書くことができれば、誰でも「Webライター」であると言えます。
未経験の方でもWeb上で記事を書く仕事を取ることができれば、その瞬間からWebライターになることが可能です。
「Webライターになれるかどうか」に対して不安に思う必要はありません。
手段や仕事を選ばなければ誰でも簡単になれます。
ですので、むしろ参入障壁が非常に低い職業であると言われています。
1-1.【全5種類】分野によって仕事内容は変わる
Webライターは定義が非常に幅広いため、どんな分野で記事を書くかによって仕事内容は大きく異なります。
以下では具体的にWebライターにはどんな種類の仕事があるのかについて、種類分けしました。
仕事の種類別 | 主な執筆先 |
①SEO対策記事を書く人 | 検索順位をあげたい全ての個人・法人のWebサイト/メディア |
②コラム/エッセイを書く人 | 『non-no web』『文春オンライン』『日経オンライン』などの雑誌Web版・個人のnote |
③インタビュー/取材記事を書く人 | 『BuzzFeed』『新R25』など |
➃企業の商品やサービスのPR記事を書く人 | PRしたい企業が出稿するWebサイト |
➄ネットニュース系メディアで速報記事を書く人 | 『Yahoo!ニュース』『LINEニュース』など |
1-2.未経験の場合はほぼ全ての人がSEO記事からスタートする
未経験からWebライターを始める場合、ほぼ全ての人が①のSEO記事を執筆するライターからキャリアをスタートさせます。
ランサーズやクラウドワークスなどで募集されているライター向けの案件は、ほぼ全てSEO対策目的の記事です。
SEO対策目的の記事は非常に需要が多いため、未経験の方でも書きやすい記事が多いです。
ただ他の分野の記事と比べて単価が低いという特徴もあるため注意が必要です。
1-3.未経験からのキャリアパス
未経験であってもキャリアアップしていけば、Webメディアで取材やインタビュー、PR目的の記事を執筆する機会が増えていきます。
コラム/エッセイを書く人は、個性的な文章をかけるかどうかが重要視され、文章が読者に評価されるかどうかも重要視されます。
ニュース系メディアでは記事をまとめて選別している編集部員が記事を書いているため、会社に勤めずに記事を寄稿するのは難しいでしょう。
Webライターとしてのキャリアには正解がありません。
自分が将来的にどんなライターになりたいかによって、仕事の内容や方向性も大きく異なります。
Webライターとして仕事したいなら、自分の強みや個性が活かせそうな分野は何か考えておくようにしましょう。
2.Webライターをおすすめしたい人
2-1.パソコンで稼ぎたい大学生
Webライターは、非常に参入障壁が低いため、大学生でもWebライターとして活躍することができます。
実際に、僕自身も大学生Webライターとして3年生の時にWebライティングスキルを身につけてからお金を稼げるようになりました。
特に大学生の中でも、
- バイトに行くのが面倒くさい
- 授業のスキマ時間に稼ぎたい
- パソコンで仕事できるってカッコいい
と思っている方には、Webライターがぴったりです。
Webライターなら時間と場所にとらわれずに、PC1台で仕事をすることが可能ですし、授業の空き時間にお金を稼ぐことも可能です。
文章を書くことで、タイピングも速くなりますし、論理的な思考力も身につけることができるためスキルアップにもおすすめです。
学生におすすめなWebライターのキャリア
- クラウドソーシングを使ってSEO記事ライター (稼ぎやすい)
- Webメディアを運営する企業でインターン (取材も経験できる可能性も)
単純に「バイトがわりにお金を稼ぎたい!」と考えている方は、クラウドソーシングを使ってSEOライターとして仕事をするのが1番早いです。
また将来的に編集者や記者としてメディア関連の企業で働きたい!と考えている方には、長期でインターンとして働くとライターとして経験を積みやすいです。
2-2.副業を始めたい会社員
副業を始めたい会社員の方にも、Webライターはおすすめです。
Webライターは、時間と場所を選ばずに仕事をすることができ、即金性が高いため副業経験を積みたい方にもおすすめです。
特に副業で始めたい会社員の中でも、
- 書くことが好きだから活かしたい
- 会社の収入だけでは不安
- 少額でもいいから稼ぐ経験をしてみたい
と考えている方には非常におすすめです。
株やFX、不動産投資やアフィリエイト、せどり、プログラミングなど副業にも様々な種類がありますが、どれも収益が出るまでに一定の時間がかかります。
Webライターなら高度な技術が必要なく、記事を納品した瞬間にお金を稼ぐことができるため、すぐにお金が欲しい方には非常におすすめです。
会社員におすすめなWebライターのキャリア
- クラウドソーシングを使ってSEO記事ライター (稼ぎやすい)
- 趣味・経験のあるジャンルのWebメディアにて記事を寄稿する(記事単価を上げやすい)
なるべく「すぐに稼いでみたい!」という方は、まずクラウドソーシングに登録して仕事をしてみることをおすすめします。
副業において「自分でお金を稼ぐ」という経験は、何にも変えがたいものであるため、成功体験を積む意味でもWebライターはおすすめです。
また熱中している趣味がある場合や、専門的な経験知識がある場合は、そのジャンルのメディアで副業ライターとして活躍する方法もあります。
例えば、キャンプやアウトドアが趣味ならアウトドア系のメディアで記事を書けますし、映画が好きなら映画メディアで記事を書くこともできます。
専門知識を活用する場合、FPを持っている方は金融系のメディアで記事を書きやすいですし、英語が堪能なら英会話系のメディアで記事を執筆しやすいです。
メディアとしても分野に詳しい人に書いてもらえた方が、より良いコンテンツを提供することができるため、趣味や専門知識がある方が採用されやすいです。
副業ライターとして長期的に稼ぎたいなら、自分の強みを活かして記事を執筆し、地道に単価を上げていくと良いでしょう。
2-3.スキマ時間に稼ぎたい主婦
Webライターは通勤の義務がなく、時給で勤務する機会が少ないため、育児や家事の合間にお金を稼ぎたい主婦の方にもおすすめです。
特に主婦の方の中でも、
- 育児や家事などがあるため在宅で仕事をしたい
- スキマ時間にサクッと仕事をしたい
という願望を持っている方にはおすすめです。
家事や子育てをしながら職場に通勤して、子供の送り迎えをして、ご飯を作って・・・というのは非常に大変ですよね。
Webライターなら在宅で仕事をすることができますし、時給制ではないためスキマ時間に仕事をこなすことができます。

特に「時間と場所を選ばずに仕事できる」というのは1番大きなメリットであると考えています。
3.Webライターは高校生にもおすすめできる?
近年Youtubeの動画配信で稼いだり、noteの販売で稼いだりする高校生が増えています。
高校生でもインターネットでお金を稼げる時代になったことによって、中には「Webライティングで稼いでみたい!」という高校生もいるはず。
もちろん高校生でもWebライターとして、案件を獲得して仕事をすることは不可能なことではないでしょう。
しかしWebライターである僕の見解からは、あまりおすすめできません。
Webライターは、相手の依頼した仕事を納品するクライアントワークです。
もちろん高校生でもアルバイトで顧客と接するする機会はありますが、会社や社会人を相手に仕事をした経験したことのある人は少ないですよね。
ビジネスマナーを知らない高校生が、大人を相手にコミュニケーションを取りながら仕事を行うのは非常に困難です。
またWebライターという職業は、自分の知っている知識や世の中の情報をまとめて記事としてアウトプットする仕事でもあります。
世の中をあまり知らない高校生が記事を執筆しても、文章力や知識量の面で記事のクオリティに大きく差が出てしまいます。
「どうしても在宅でお金を稼がなくてはならない理由がある」のなら仕事をすること自体を諦めろとは言いません。
しかし法律的にも知識量的にも未熟な高校生がWebライターとして仕事をするのは、それなりのリスクがあるということは理解しておきましょう。

挑戦する気持ちは素晴らしいですが、
学業や部活などその時期にしか打ち込めないことに注力した方が充実するのではないでしょうか。
4.ぶっちゃけWebライターは稼げる?【現役ライター体験談】
4-1.【大暴露】Webライターとしての月収推移
個人的な意見を言うならば、Webライターは未経験から始めても稼ぎやすい職業であると考えています。
僕もWebライターとして活動を始めて初月で10万円ほど稼ぐことができました。
これからWebライターを目指している方のために、参考までに僕のライター業を開始してから7ヶ月目までの月収推移を紹介しています。
未経験から月収30万円を超えるまでの推移- 1ヶ月目 102,960円
- 2ヶ月目 151,400円
- 3ヶ月目 232,300円
- 4ヶ月目 178,680円
- 5ヶ月目 96,200円
- 6ヶ月目 116,400円
- 7ヶ月目 344,300円
仕事の獲得方法としては、クラウドソーシングを使ってSEOライティングの案件を取るスタイルでした。
7ヶ月目までは直接メディアの方と取引もなく、クラウドソーシングのみで案件を取り続けて記事をコツコツ執筆し続けていました。
Webライターを始める前から僕に特別なコネがあった訳でも、Webライティングのスキルがあった訳でもありません。
ただ単純に作業量積んでいった結果、30万円以上の売り上げを出せるようになりました。
こういった経験則から、僕自身はWebライターという職業は未経験の方でも十分にお金を稼げる職業であると確信しています。
4-2.文字単価とスキルで稼げる額が変わる
基本的にWebライターの報酬は「文字単価」によって大きく左右されます。
例えば「1記事3,000文字」の記事を執筆する仕事があったとしても、文字単価によって報酬額が大きく変化してしまいます。
文字単価の重要性- 3,000文字 × 0.3円 = 1,000円
- 3,000文字 × 1.0円 = 3,000円
- 3,000文字 × 3.0円 = 6,000円
仕事の量は同じであるにも関わらず、文字単価によって稼ぐお金が何倍も変化してしまいます。
初心者の方が3,000文字執筆するとなると平均で3時間くらいかかります。
文字単価0.3円だと時給300円くらいになってしまいますが、文字単価3円だと時給2,000円も稼ぐことができます。
時給に換算してみると、Webライターにとって文字単価がいかに重要か分かりますよね。
では具体的に単価を上げるためには、どんなスキルが必要なのでしょうか。
初心者の方にも分かりやすいよう、文字単価と月収・求められるスキルとの対応表を作成しました。
文字単価 | 月収の目安 | 求められるスキル |
0.3円~0.5円 | 3~10万円 | ・誤字・脱字なく日本語を書くことができる。 |
1円~2円 | 15~30万円 | ・SEOの知識があり、それに沿ったライティングができる。 ・WordPressを使ってCMS入稿ができる。 |
3円~5円 | 30万円~70万円 | ・特定の分野で専門的な知識や資格を持っている(法律・金融・医療…etc)。 ・1記事書いたら数万PVくらい出せるPR力がある。・Webメディアの編集・ディレクションなども行える。 |
文字単価の高い案件を獲得するには、専門性や知名度があるWebライターである必要があります。
またWebメディアのディレクションを行っている人も高単価です。
SEOマーケティング周りの知識が豊富だと、編集や構成などで料金をもらうこともできるためです。
案件の獲得方法も、単価によって大きく異なります。
1~2円の価格帯の案件はクラウドソーシングでも見つかりますが、3円以上の記事案件になると直接メディアと契約することが多くなります。
自分が価値の高いライターになれば、大きく稼ぐことも出来るため、戦略的に自分のキャリアを積んでいけるようにしましょう。
4-3.苦労はするが誰でも月10万円は稼げる
個人的には「誰でも必ず10万円は稼ぐことは可能である」と断言できます。
この発言の根拠を示すために、10万円という金額を数字に落とし込んで考えてみましょう。
未経験の初心者ライターの方でも、文字単価1円を獲得することは難しくありません。
全ての記事を文字単価1円だと考えて、文字数と金額を算出すると「1ヶ月で10万文字」執筆すれば達成できます。
単純に1ヶ月の日数を30日と仮定して、10万文字を30で割ると
1日の必要執筆文字数” 100,000文字 ÷ 30日 = 3,333…文字/1日という数値を算出できます。
つまり1日平均3,300文字以上納品することができれば、10万円は納品することが出来るという計算になります。
1日3,000文字は初心者の方であっても、3~4時間ほどあれば十分に終えることが可能な文字数です。
会社に勤めながらでも、学校に行きながらでも、1日3~4時間くらいは時間が取れます。
このような理由から、初心者の方でもWebライターとして月10万円稼ぐのは十分に現実的な数字であるということが分かります。

Webライターという稼ぎ方は非常に再現性が高いことが分かりますよね!
5.Webライターとして企業に勤める必要はある?
Webライターとして企業に勤める必要性については、結論から言うと「必要ではないが非常に有利」であると考えています。
僕自身は企業に勤めることなく未経験からWebライターになりました。
有名な方の中でも、未経験からWebライターに転身した方は非常にたくさんいます。
企業に勤めなくても、Webライターになることは十分に可能です。
ただメディアや出版社での執筆・編集経験があると、フリーランスや副業として仕事が取りやすいという大きなメリットがあります。
もしもあなたが他人に仕事を頼む時に「執筆経験がある人」と「執筆経験が全くない人」がいた時に、どちらの人に仕事を任せたいと思いますか。
間違いなく後者に任せたいですよね。
特に大手メディアなどでの経験が豊富な方は、仕事をスタートする時の記事単価で大きな差がつくこともあります。
全く経験の無い状態からWebライターになることは不可能ではないですが、会社での経験は大きなアドバンテージになると言えるでしょう。
仕事の取りやすさや実績面での安心感は企業での就業経験のメリットですね。
6.Webライターの始め方は?6種類から選べる!
6-1.クラウドソーシングサイトを利用する
未経験の方に1番簡単に始めやすいのが、クラウドソーシングサイトを利用する方法です。
Webライティングの案件を募集しているクラウドソーシングサイトは「ランサーズ」や「クラウドワークス」などがあります。
僕もランサーズだけで仕事をしていましたし、未経験からでも「稼ぐ」という最初のステップを踏みやすいです。
特に「副業で月5~6万円くらい稼げればいい」と考えている方には、手早く稼ぐためにクラウドソーシングに登録することをおすすめします。
6-2.Twitter/Wantedlyなどで案件を探す
TwitterやWantedlyなどのSNSで案件を探すのは、直接契約を獲得する方法として非常におすすめです。
Twitterで「ライター 募集」と検索すると、メディアを運営されている方がWebライターを募集しているツイートが多数見受けられます。
またWantedlyでも「ライター 」と検索するだけで、1600件以上もの求人がでてきます。
TwitterやWantedlyなどは、直接応募して高単価な案件を獲得することもできるため、相手との関係性を重要視したい方にはおすすめです。
6-3.Webライター向けの講座を受講する
1番の正攻法は、Webライター向けの講座を受講する方法です。
実は僕自身も全くゼロからWebライターになった訳ではなく、田舎フリーランス養成講座でWebライティング技術を学んで独立しました。
こういった実体験から、個人的にはWebライター向けの講座を受講することをおすすめしています。
いざWebライターとして案件を取ろう!と思い立って、ネットの情報を集めていても情報量が多すぎるため、どの方法を試したらいいか分からないですよね。
講座を受講することによって、より分かりやすく教えてもらえてサポートも受けられるため非常におすすめです。
Webライター向けの講座として、おすすめしたい講座を3つ紹介します。
講座名 | 受講料金/受講期間 | 特徴 |
宣伝会議 Webライティング実践講座 | 79,000円 / 2日間 | ・講師陣が豪華・料金が高い |
田舎フリーランス養成講座 Webライティング講座 | 160,000円 / 1ヶ月 | ・稼ぎ方に特化・1ヶ月住み込み型 |
Schoo(スクー) 初心者向けWebライター講座 | 月額980円/無制限 | ・料金が安価・サポートが手薄い |
宣伝会議は「稼ぐ」というよりも技術的なことを学ぶ講座になっており、講師陣も現役の編集者が多いため、非常に豪華です。
しかし2日間の受講期間であり、8万円ほどかかってしまうため、コスパはあまり良くないです。
Schoo(スクー)は月額980円で学び放題の教育動画コンテンツ配信サービスで、Webライティング講座を安価に学ぶことが出来ます。
しかしSchooは動画教材を見ることができるだけであるため、サポート体制が非常に手薄であるという特徴があります。
僕も受講した田舎フリーランス養成講座では、稼ぐことに特化して教えてくれるため、ほぼ実践でお金を稼ぎながらWebライティングを学べます。
デメリットとしては、1ヶ月間住み込みでの参加が強制となるため、仕事を休めない社会人の方は参加が難しいでしょう。
6-4. オンラインサロンに入る
Webライターが集っているオンラインサロンに入って技術を学ぶのもコスパ良くWebライティングを学ぶための1つの方法です。
Webライター向けのオンラインサロンで有名なものだと、
の2つがあります。
月数千円の会費を払うだけで、Webライター同士で繋がることができて最初のステップを踏み出しやすいです。
サロン内で案件を紹介してもらえることもあるため、最速でお金を稼ぐという経験をするにはぴったりでしょう。
ただオンラインサロンは、サロン内の案件だけ取り続けてもサロン以外で仕事を獲得出来なくなることもあるため、注意が必要です。
6-5.アルバイト・インターンなどで働く
Webライターになりたい大学生におすすめなのが、アルバイトやインターンとして働く方法です。
アルバイトやインターンとして働くメリットは、お金をもらいながら確実にWebライターとして経験を積むことができるという点です。

僕個人としては講座の受講をおすすめしますが、クラウドソーシングでいきなり始めてみて、仕事が獲得出来るようなら受講の必要はないでしょう。
7.Webライターとして絶対に稼げるようになる5つのコツ
7-1.基本的なSEO知識は入れておく
SEOとは(Seach Engine Optimization)の略で検索エンジン最適化のことを指しています。
どんなジャンルのWebライターになるかに関わらず、Web上で記事を執筆する以上はSEOの知識を理解した上で記事を執筆することが重要です。
良い記事を書けるWebライターというのは、SEOで記事を検索上位に表示させてPVを集めることが出来るスキルを持っています。
特に未経験から始める場合、最初のうちは取材・企画記事よりもSEO記事を執筆する機会が多くなります。
基礎的な知識を入れておくだけで仕事を取りやすくなるため、最低限の知識は学習しておきましょう。
7-2.ブログを開設する
ブログはWebライターにとって自分の実績を見せるために最適なツールです。
仕事を発注する側としてもブログに記事が書いてあれば、
- どんな強みがあるのか
- どのくらいの文章レベルなのか
- いくらで依頼できるのか
などを把握しやすく、発注しやすくなります。
「SEOの知識をつける」という観点からも、どんな記事が検索で上位表示されやすいのか、自分のブログを観察することで傾向を掴みやすくなります。
7-3.時給を常に意識する
Webライターは1記事あたり何時間かけて書いたのかを意識することも非常に重要です。
例えば、同じ1記事3,000文字/1円の記事であっても、3時間かかる人と6時間かかる人では時給に2倍近くも差が出てしまいます。
時給を意識して少なくとも時給1,000円を超えないと、Webライターとして仕事を続けていてもあまり稼げません。
始めてから1~2ヶ月程度は、記事を書くスピードが遅くても問題ありません。
ただ時給を常に意識して執筆しないと、大きく損をする可能性もあるため、ぜひ執筆する際には時間を測って仕事をしてみてください。
7-4.1文字1円以下は受けない
Webライターとして稼ぐことができていない人の特徴の1つに、1文字1円以下の案件を取り続けてしまっているという特徴があります。
クラウドソーシングに登録してみると「未経験歓迎」「初心者でもOK」と書かれている案件はだいたい1文字0.3~0.5円の案件が大半です。
こういった低単価な案件は受注しても絶対に稼げません。
また多くが「タスク」と呼ばれる単純作業であるため、ライターとしての経験すら身につかないこともあります。
全くの未経験であってもプロフィールを充実させて、提案文を丁寧に書けば1文字1円以上の案件を獲得することは十分に可能です。
Webライターとして稼げるようになりたいなら、1文字1円以下の案件は請けないように心がけましょう。
7-5.積極的に営業する
Webライターとして副業やフリーランスとして仕事をしたいのであれば、営業力をつけることは必須です。
仕事を取るためには自分から営業して仕事を獲得しなければなりません。
クラウドソーシングでの提案はもちろん、TwitterなどSNSでの提案や直接イベントに足を運んで担当者に会いに行くなど、繋がり方は人それぞれです。
特にWebライターとして独立したい!と考えている方は、自分を売り込んでいく力が必要であるため、積極的に営業していけるようにしましょう。

以上のコツを意識すれば、誰でも簡単に稼げるようになります。
8.Webライターとしての失敗談!絶対にやってはいけないこと
8-1.納期に遅れてしまう
クライアントが設定した納期に遅れてしまうという行為は、Webライターが1番やってはいけないことです。
「納期までに納品する」のは当たり前のことのように思われるかもしれません。
しかし案件数が増えてくると、納期に対して自分の作業量が追いつかなくなってしまうことも増えてきます。
僕も執筆すべき案件が終わらずに納期が遅れてしまい、結果的に次の記事の執筆を断られたこともあります。
納期に遅れるという行為はクライアントからの信頼を1番失いやすいです。
納期を守れるように仕事をするために、あらかじめ余裕を持って計画的に記事を執筆していくことが重要です。
もし納期に遅れてしまう可能性がある時は、必ず2~3日前に連絡をいれておくことを忘れないようにしましょう。
8-2.業務範囲を確認しない
Webライターの仕事は記事を執筆するだけではありません。
案件によっては、画像の選定・WordPressの直接入稿・記事の装飾などを頼まれたりすることも。
この業務範囲を確認しておかないと、同じ1記事3,000円の案件であっても、かかる工数に大きく差が出てしまいます。
参考までに僕自身の失敗談を例に挙げておきましょう。
まだ始めて数ヶ月の初心者ライターだった頃の話です。
案件の依頼内容には、
- 1記事5,000円/文字~(文字単価)
- 〇〇についての記事ライティング(記事内容)
とだけ書かれていました。
僕は記事のライティングのみが担当業務だと考えて、記事を執筆して提出しました。
するとクライアントから「画像選定と記事の重要箇所を太字に変更」するようにと修正の依頼ががきてしまいました。
僕は最初の契約の内容と全く違ったので、画像や装飾の業務は担当しない旨を伝えましたが相手は納得しませんでした。
断り続けた結果、最終的に相手が執筆以外の業務を担当してくれることになりましたが、とても気分が悪かったのを覚えています。
僕のケースのように業務範囲の確認をしておかないと、大変なトラブルに繋がりかねません。
業務を開始する前に必ずお互い業務範囲の確認を行っておくようにしましょう。

クライアントとのトラブルは精神的な負担にもなるため、なるべく避ける努力をしましょう。
9.【初心者向け】Webライターにおすすめの本
9-1.新しい文章力の教室
Webライターに関わらず、文章を執筆する全ての人に読んでおいて欲しいのが「新しい文章力の教室」です。
本書は日本でも大手の音楽情報Webメディア『ナタリー』で新人教育を担当している唐木元さんによって執筆されています。
そもそも文章をあまり書いてこなかったり、苦手意識がある方でも、文章の書き方について0から学ぶことができます。
文章を書くことに対して苦手意識がある方には、絶対に読んでおいて欲しいおすすめの一冊です。
9-2.沈黙のWebライティング
「沈黙のWebライティング」は、Webで成果をあげるための文章の書き方についてストーリー形式で分かりやすくまとめられている1冊です。
特に初心者ライターの方は「SEOってなに?」という状態からスタートする方が大半であるはず。
本書では、
- SEOとは何か?
- 記事を上げるためには?
- 何が良い記事なのか?
などを徹底的に解説してくれています。
Webライターになるなら、SEOの基礎知識をつけるために最適な書籍であるため、ぜひ読んでみてください。
9-3.10年使えるSEOの教科書
「10年使えるSEOの教科書」では、小手先のSEOテクニックではなく、知恵を絞ってSEOについて考えるきっかけを与えてくれる内容になっています。
「10年使える」とタイトルにある通り、
- そもそも検索エンジンは何のためにあるのか
- SEOとは誰のためにあるものなのか
などの根本的なSEOついて詳しく解説しています。
目先のトレンドに振り回されずに記事を書くための重要な知恵が詰まっているため、より深くSEOの本質を理解したい方におすすめの1冊です。

3冊とも名著なので、絶対に1度は目を通しておくことをおすすめします!
10.Webライターの辛さを感じる瞬間
10-1.納期に追われる
Webライターは常に納期との戦いです。
案件を獲得した瞬間から記事を納品する瞬間まで、ずっと納期を意識しながら仕事をしなければなりません。
特に副業やフリーランスとして活動する場合、納期に間に合わないと休日返上で仕事をしなければならないこともあります。
納期に対しての作業量を計画し、余裕を持って納品できるように心がけましょう。
10-2.タイピングが嫌になる
Webライターは、とにかく記事を執筆する機会が豊富にあるため、1日10,000字以上書くことも少なくありません。
あまりにタイピングをしすぎて記事を執筆しているうちに、タイピングすることが自体が嫌になってしまうこともあります。
少ない文字数でしっかり稼げるようになるためにも、戦略的に文字単価を上げていくことが重要です。
10-3.クライアントとのトラブル
記事を依頼される側のクライアントとのトラブルは非常に多岐に渡ります。
クライアントとのトラブル- 依頼された業務内容が事前の情報と違う
- 記事を納品したのにお金が未払い
- 連絡が異様に遅い
中でも面倒なのがクライアントとの認識に相違があり、納品後にトラブルが起こってしまうというケース。
トラブルを避けるためにも、記事を執筆する前にクライアントと記事内容の認識をすり合わせておく必要があります。
10-4.修正依頼が何回もくる
記事を執筆して納品すると、クライアント側から1〜2回ほど記事の修正を依頼されることがあります。
僕自身も修正を頂くことが多いのですが、それでも最高3回までで最終納品となることがほとんどです。
ただ、稀に3回以上の修正を要求してくるクライアントもいます。
修正回数が増えれば増えるほど、ライターにとってはそれだけ時間がかかってしまうため、工数的にもなるべく少ない方が嬉しいもの。
3回以上修正を依頼してくるクライアントは、1~2回目までに全くノータッチだった箇所を指摘してくる「2度手間修正」を依頼してくることが多いです。
ライター側としては、なるべく真摯に対応しつつも「修正回数は2回まで」など最初に修正回数を決めておくと業務範囲が分かりやすくなります。

パソコン1台で稼げるのカッコいい!と思うかもしれませんが、意外と泥臭い仕事なんです。。
11.Webライターとして楽しさを感じる瞬間
11-1.記事に満足してもらった時
記事を納品してもらったクライアントに満足してもらえる記事を執筆できた時は、Webライターとして仕事にやりがいを感じる瞬間です。
Webライターという職業は、クライアントからの要望通りに記事を完成させることが仕事です。
自分が書いた記事で誰かの役に立てたという経験は、ライターとして何にも変えがたい貴重な経験にもなり得ます。
11-2.多くの人に記事が読まれた時
Web記事の特徴として、TwitterのようなSNSでの拡散や、SEOで上位表示されれば、非常に多くの人に記事を読んでもらうことができます。
多くの人に記事を読んでもらえるケース
- 自分がメディアに出稿した記事がSNSで拡散されて数十万PVになった
- ブログで書いた記事が検索順位1位に上がった
- ブログで書いた記事が検索順位1位に上がった
僕自身の経験では、2019年の9月に台風で屋根が飛んでいった時の惨状を記事にしたところ、約30万人以上もの人に読んでもらうことが出来ました。
多くの人に自分が執筆した記事を読んでもらえた時には、読者から多くの反応をもらうことが出来るでしょう。
自分が書いたものが多くの人に読まれる経験は、Web上で情報コンテンツを発信する「Webライター」として1番やりがいを感じられる瞬間でしょう。

Webライターとして「人に情報を伝達する」という役割が果たせた時は本当に嬉しかったです。
12.Webライターを目指すなら今すぐ記事を書こう!
今回はWebライターを目指したい方に向けて、始め方や実際に稼げる金額、仕事の楽しさ辛さなどについて詳しく解説してきました。
Webライターは未経験からでも参入障壁が低く誰でも始めやすい仕事です。
大学生や副業したいサラリーマン、主婦の方にもおすすめで時間と場所にとらわれずに仕事ができることが大きな強みです。
様々な始め方がありますが、個人的には講座を受講して始める方法を1番おすすめしています。
Webライターとして活動を始めるには、まず1件でも記事執筆をする仕事を受注してお金をもらう経験をすることが重要です。
未経験からWebライターを目指している方は、ぜひ本記事を参考に今すぐWebライターとしてのスタートを切りましょう!